今日の猫短歌
こいのぼり あの目が怖いと 姉 怯(おび)え
わたしは猫と 本気で喧嘩(けんか)
姉には、こいのぼりの虚ろな瞳が異空間への入り口か何かに見えていたみたい。そんなものが空のあちらこちらに何匹もたなびいているのだから、本気でビビッて涙目に。
そして当時、家で飼っていたオス猫は、わたしをちょっと馬鹿にしていた。
わたしが家族の、いや、世界の誰よりいちばんに、あんたを愛していたのにさ。
――今では遠い遠い「こどもの日」のおはなしです。
ところで猫が手に持っているのは
「鯛焼き」でなく「鯉焼き」だということにさせてください。
昨日の一句はこちら→ 一応がんばったんだ